陸上出場停止の学校

Yahooニュースで、こんな記事。一昨日の日記の追加。

大阪府枚方、寝屋川両市の市立中学4校の陸上部顧問教員が、地元の北河内中学校体育連盟の総会に無断欠席したため、部員計約160人が6月の陸上競技大会に出場できなかったことがわかった。同中体連の内規で欠席校は「大会への参加意思がないとみなす」とされている。だが、この大会を最後に引退する3年生もおり、保護者の一部からは「先生のミスで生徒が試合に出られないのはおかしい」との声が出ている。

 欠席したのは、枚方市立長尾、長尾西、招提北と寝屋川市立第十中学校の教員で、いずれも同中体連の加盟校。

 同中体連は今年4月、加盟約60校に顧問総会の開催を通知。各校への案内文には「参加されない場合は、本年度の北河内大会に参加できません」と記し、顧問が出席できない場合は代理の参加を求めた。「陸上競技は種目数が多く、大会を円滑に進めるうえで、顧問が出席して運営方法を確認する必要がある」(同中体連)という。

 総会は今年5月、寝屋川市で開催。6月に吹田市を会場とする春季の地区大会の説明と申し込み方法などが報告された。無断欠席した4校については「大会参加の意思がない」と判断され、出場停止が決まった。無断欠席した教員らは「前任の顧問が異動し、会議があることを知らなかった」などと中体連側に弁解したという。

 北河内地区の主催大会は春季と秋季の年2回ある。出場停止になった学校側は生徒、保護者に謝罪する一方、同中体連に救済措置を要望。その結果、6月の大会だけ出場停止となった。

 北河内中体連の上部組織、大阪中体連の宮崎浩太郎事務局長は「ルールを守らない一部教員のミスのために、出場機会を失われた部員のことを思うと気の毒だが、もとは学校の不手際が招いた事態だ。加盟校には中体連からの連絡を周知徹底させるよう求めたい」と話している。

で、一番最後の宮崎浩太郎事務局長の言葉。「ルールを守らない一部教員のミスのために、出場機会を失われた部員のことを思うと気の毒だが、もとは学校の不手際が招いた事態だ。加盟校には中体連からの連絡を周知徹底させるよう求めたい」
の文章にびっくり。何様だ。と思ったりする。
まぁ我々も公務員なのだが、こういう人間と一緒にして欲しくないなぁ。と思ったりするのである。

と思って、この宮崎という男はどんな人間なのだろうと思ってGoogleで調べてみた。
そしたら、2件のBlogがヒット。

まずは、
B食倶楽部/編集長のB食日記
2006年7月22日の日記引用。

大阪で、陸上部顧問教員が総会に欠席したため、生徒たちが大会に参加できなくなってしまうという出来事があったようですね。
本件について、
<大阪中体連の宮崎浩太郎事務局長は「ルールを守らない一部教員のミスのために、出場機会を失われた部員のことを思うと気の毒だが、もとは学校の不手際が招いた事態だ。加盟校には中体連からの連絡を周知徹底させるよう求めたい」と話している>
とasahai.comに報道されています。
はあ?
いったい、なんのために、そして誰のために陸上競技大会をやっているのでしょうね。いい大人が揃いも揃って、ただ自分たちのメンツやプライドばかり考えている気がします。「気の毒」ではなくて、「自分たちの運営方針の犠牲になってしまい、なんの責任もない生徒さんたちを巻き添えにしたのは、大変申し訳ない。ルールそのものを見直したい」というべきではないでしょうか。

コメント
[furuse] [2006/07/23 12:02] [ MyB食LOG ]
「気の毒」という言葉で済ませるところが、もう間違っている。
生徒のための大会なのに、生徒を犠牲者にするルールなんか、速攻で廃棄にすべきです。
[mariko] [2006/07/23 00:02] [ MyB食LOG ]
この出来事、今知りました。
誰のための大会、誰のための処置、―――私もそう思います。

次。
それさえも平凡な日々
2006年7月23日の日記
以下引用

誰の為の中体連か!! 大阪中体連

高野連も腐ってると思えば、こんな「馬鹿役人」もいるんですね。
確かに中学校教師の不手際には問題はある。

ただ、こうした大会は、そもそも子供の健全な育成が目的であり、教師の不手際の後始末を、子供達が背負わなければならない理由はどこにも無い。高校野球で生徒が暴力沙汰を起こして出場停止になったのとは、訳が違う。特に大阪中体連の宮崎浩太郎事務局長の言葉には唖然とした。教育者の風上にも置けない。こういうヤツを『馬鹿』と言うのだろう。

大会のために一生懸命練習を続けて来た子供達の思いを考えると憤りを感じる。過ぎた時間は取り戻せない。子供達の一生の宝となる大切な「思い出」に、傷を負わせた責任を強く感じるべきだ。

これは、ものすごい口調ですね。
いや、思い切り歓迎ですが。

さらに次2006年7月23日
落伍で市のブログ

こういう文書が送られただけであれば,両新聞に書いてあるように
  ・前任の顧問が異動し、会議があることを知らなかった
  ・前任者からの引き継ぎがなく知らなかった
というのは十分ありうることです。
 異動の時期の学校の混乱を知らないはずは無いはずです。

 生徒には「説明をよく聞きなさい」というくせに「他人の説明を聞かない」のがセンセイ

と私はよく言っていますが!(^^)!,それだけではないくらい,学校には事務処理が多すぎますし,重要度が分からない文書が多すぎます。

 先ほどの「もとは学校の不手際が招いた事態だ。」というのは白々しいと思います。これほど重大な内容であれば,連絡方法をもっと考慮してしかるべきです。

 6月の大会だけの出場停止で済んだのは幸いですが,保護者として学校を信用できなくなったことは,大きな問題となるでしょう。
 というのは,こういう連絡ミスが発生するということは,他にも連絡ミスが発生していると疑えるからです。たとえば,進路指導,受験申請の手続き変更連絡ミスとか…

 何の落ち度も無いのに被害者となる子どもたちのことを考えると,変更の連絡を受け取った側の連絡ミスがありうることを想定して,「連絡方法に工夫を凝らすことを考える義務」が,制度変更する側にあると私は思います。

最後に、ここでは、リンクを貼れないようなサイトだったので、
文章だけ引用。

Googleで、
宮崎浩太郎 陸上 出場停止
で検索すれば最後の方に出てきた。

・今日のニュースから。「先生がミス 大阪4中学の陸上部員、大会出場できず」(asahi.com) 陸上部顧問教員が北河内中学校体育連盟の総会に「無断欠席」したことで参加意思無しとみなされたんですって。ノータリンなんじゃないの? 教員じゃなくって体育連盟と記事に出る大阪中体連の宮崎浩太郎事務局長なるポンコツどもは。連絡ミスが起こらないよう何度も確認するのがコイツらの(そう多くない)仕事でしょ? それをいろんな雑務を抱える教員に責任を押しつけまるで見せしめ的に出場停止にするなんて、北河内中学校体育連盟ってなに? 青少年の役に立ってるの? イヤなら辞めれば? 宮崎浩太郎くんもさ、きみのアタマじゃちょっとむずかしいだろうけど自分が何のために雇われているか正座して考えた方がいいよほんと。ワタクシは若者の活躍の機会を奪う無能組織に強く反対します。

っていうか、中学校区一緒なので、保護者に情報のリークを求められそうなのですが・・・。
知らんもんは知らんしなぁ。
誰だろう。顧問は。

しかし、役人というのは、何とかならんものだろうか。
特に、情報化推進室。
ここは、
http://www.city.neyagawa.osaka.jp/it/anshin/mail-ne.htm
こんなサービスを始めたらしく、うちの学校の保護者も登録した。

そしたら、昨日のプールは雨がぱらぱら降って、温度が一定温度以下だったので、
うちの学校は朝の学年は中止にしたのだが(かなり判断が微妙なところだった)、
保護者の方が学童のお迎えにきたときにメールを見せてもらったら、

「本日のプールはあります」
といメールを何故か安全・安心メールで市全体に送っているのである。
ありえん。

で、調査をK育委員会を通して行ってもらったら、
別の小学校が発○○小が抜けていたため。という返事が返ってきて、
責任は○○小ということになった。

いやいやいやいやいや。
この安全メールのシステムそのものの問題でしょう。
それならば、アカウントを各学校ごとにとるシステムをとるべきで、
市全体に配布するのであれば、情報化推進室単独にするべきでしょう。
常識だと思うのですが。
前も、学校のWebサイトを作れといわれて仕様を確認したら、
3ヶ月以上も待たされた挙句、(おしえません)だけ帰ってきたし。
意味がわからん。

責任をすべて丸投げする考え方は嫌いだ。