今日は、昨日の内容の実装をした。

かなり苦労しまくったが、できてしまうと、微妙に嬉しい。
テキストエリアの右下の方にマウスをあわせると、斜め矢印アイコンに代わって、
ドラッグすると、テキストエリアのサイズを変更できます。
う〜ん Ajax
何の機能もしないが、ここ。家のPCの電源がついているときはアクセスできるでしょう。

http://ymlabo.ddo.jp/~ymlab/blog/admin/index.php

別に日記を書くエリアなぞ、スクロールバーが表示されるので、見えるし。
という意見もよく分かる。
しかし、それは、昔の考え方。
つまり、マシンの効率をFirst Priorityにおいているからである。
対機械重視である。

しかし、特に最近のマシンの性能は著しく、マシンの負担を
少しくらい増やしても、人間が使いやすいことも出来るように
なってきた。
それをユーザビリティと呼ぶ。

よく、機械をろくに知らない人間や、まともに機械を勉強していない
エンジニアは「コンピュータを扱っている人間は人の心がわからない」
といった、半ば蔑視を含んだ言い方をする。

しかし、人間工学を用いた技術製品も出てくるようになったし、
やはり、繰り返すが、マシンの性能が上がってきたので、
アフォーダンスも考慮していく時代なのである。

実際に目の前に見える人だけが人間の付き合いではない。

設計を担当するものは、自分達の製品をユーザーが操作する
様子を頭に浮かべながら、どうすればユーザフレンドリーになるのか、
どうすれば、ぱっとみただけで操作方法がわかるのか、デザインまで
考慮して設計するのである。

なんにも知らない人間が知ったかぶって、「コンピュータを扱う人間は、
(ほとんどみんな)人の心がわからない」などといったことをいうのは、
マスコミに踊らされすぎであるし、設計者に対する、最大の冒瀆行為である。

内の学校のS先生は、この前環境問題の話をしていて、「企業は、
地球環境を汚染するから、官が管理していくしかない。
企業はなんにも環境のことを考えていないじゃない」等と話されて、
のけぞるほど仰天した。

別にS先生自体はものすごくお世話になったし、本当に尊敬できる人であるのだが、
なんたる不学!なんたる企業に対して無礼な発言!と思い、かなり「某自動車メーカの環境対策」や、
「ISO14001取得の大変さ」や「某飲料メーカーのペットボトルの工夫」といった、
公務員以外の社会人なら誰もが知っている企業の環境対策などを熱く語った。
一応前いた会社もISO14001をとっている会社だったので、そのことについても語った。

何にもする能力もやる気も実績もほとんどない官が何をいうか!と。
残念ながら官が民に勝っているところは、空威張りする能力と、権力だけである。
中小企業相手だったら、福利厚生も勝てるかな。零細企業相手だったら、給料も勝てるかな。

まぁソフトウェア開発技術者は、上からやってくる仕様どおりに作るだけなので、
人間工学もへったくれもないんですけどね。