物理学実験III
昔物理学実験IIIという単位の授業があった。
金曜日の3時間目から4時間目までの180分間。
もっとも、180分で終わるわけないので、
いっつも540分間実験して、終わらなければ
土日&バイトがない曜日の遅くまでコースだった。
思えば、この物理学実験IIIと、電気工学演習IIが
研究者としての姿勢を学んだ気がする。
こんな部屋
目の前には、過冷却の実験のための装置がある。
右斜め間にはK日さんが。
彼女は物理学実験で一緒に研究した仲間である。
結局四回生になったときの卒論が
- 単体ホウ素結晶の欠陥構造について-
だったので、なんで物理学実験をとったのか意味がわからんが。
ところで、うちの勤務先でS田先生が私の服のセンスのことを
とやかく言われるが、K日さんを見ればわかる通り、
これが普通の格好なのである。
で、この物理学実験IIIというのがくせ者の話に戻る。
まず、指導教官が放任主義である。[私の指導教官になったが。いや感謝をしています。]
物理学実験IIIの最初のプリントがこんなかんじである。
1.はじめに 物理学実験では、実験を自分で考えながら行うという点を重視する。最初の4回は共通の実験を行う。 そのあとの個別実験はテーマは5つ行う。テーマごとにレポートを作成し、2週間ごとに発表する。 レポートは実験の目的、方法、結果、考察、まとめ、参考文献などの項目をつくりまとめること。 実験目的、方法についても、自分で思いついた課題があれば加えたり、示された手続きのうち必要ない と思えばけずってもよい。できればplatex を使用してレポートを作成することが望ましい。自分で ノートパソコンを買った人はWindowsに入れてもよい。またノートパソコンのハードディスクを分割 してLinuxを入れてもよい。 本実験では発展する現代の科学と教員養成と理科系大学基礎教育の間の橋渡しをすることを視野 に入れて課題を構成することをこころがけている。少し難しい面があれば、実験する人の問題意識で 課題の変更も考える。このほかにも行いたい実験があれば提案すること。 今年度は新たな実験機材として、波高分析装置、インタフェース社PCI4301のGPIBインタフェース 2台、USB接続の6台のデジタルボルトメーターがある。これらを使った実験を新たに考えてほしい。 酸化物超伝導体の実験、ショ糖の旋光性の測定、マイケルソン干渉計による期待の屈折率の測定 などもテーマとしてはあります。 共通実験 ・計算機環境、レポートの書き方、実験誤差 ・過冷却の実験 ・宇宙線の観測と計数 ・分光スペクトル装置による光のスペクトルの観測 ・パルス発生器と伝送線の実験 ・測定シミュレータGEANT4と物体モデリング<=絶対無理やろ。 ・半導体素子の物理 ・電子回路素材を使った実験<=ネタ切れか? ・ダイオード電流の温度依存性 ・ガンマ線のエネルギースペクトルの観察 ・電気分解、電池、メッキなどでの電流と析出物質の質量
これが、2回生までふらふら遊んで(でも一応C言語は勉強した)教育の単位しかほとんどとってない
私には意味のわからない言葉でしかなく、実際意味がわからなかった。
しかも、説明がこんな感じである。
もうちょっと詳しく・・・・。
と思ったので、必死に勉強して昔計測装置のマニュアルを作成した。
MIC7Ìgpû@
で気づいたら
先生のサイトでコピーされたた。
物理学実験III - PukiWiki
全部捨てられてしまいました。4月に出張していたのがよくなかった。 武田理研はアドバンテストのサイトの新製品のPDFから推測。OK。 愛宕物産は村山君のページ。OK。
OKじゃなーーい!
若干恥ずかしい・・。
まぁ、使ってくれるのは光栄です。