SEの奴らって、プログラム組んでりゃ幸せなんでしょ?

ymlab2006-05-09

今日は、昨日と同じように、
リクナビNEXTより、
ライフ&ワーク研究室:Dr.きたみりゅうじの“IT業界の勘違い”クリニック
の、次のバージョンについて考える。
今回のテーマは、件名の通り、

SEの奴らって、プログラム組んでりゃ幸せなんでしょ?

である。
引用

プログラマが一人いて、それを派遣しちゃえば売上の
立つ世界。それがSE業界。そんな業態のせいなのか、
世知辛い世相も反映してか、なにかと独立起業が珍し
くないのもこの業界の特色です。ところが技術屋さん
が独立するかといえばさにあらず、実は営業マンの方
が「技術屋を引き連れて」旗揚げするケースが異様に
多いのです。
「やりがいをもって働ける環境を与えてやるよ」
「この会社じゃ好きなことできないだろ?」
 口説き文句は、いつも決まってそんな言葉。
でも思い出してください、「派遣しちゃえば売上の
立つ世界」がこの業界。さて、彼らの本心はどこで
しょう。
 そもそも、「好きなことできる会社が幸せ」って
技術屋さんなら皆思ってることなんですか?いやい
や、それは以降の物語をご覧あれ。

感想
うちの会社の営業を連中で知っている友達とは仲が良かったが、
私を含む開発部隊の(多分、いや間違いなく)全員が、営業は
敵というか、「(技術のことはなにも分かっていないくせに)知ったかぶりする、接待とか言って口ばっかりで中身がつまっていない、何もわかっていない馬鹿
という印象である。

技術のことはなにもわかっていないから、無茶な予算で仕事をとってくる。
営業はそれで、売り上げ増でいいかも知れんけど、こっちはその予算のしわ寄せがくる。
ようするに、二人雇うより、一人が16時間働いた方が単価が安くつくのである。
だから、リリース間際になると、エンジニア達は営業に対して憎しむ。
私がプログラマだったころは、(100%営業が悪いわけではないけど)
ほとんど全員が終電・休出の連続で1週間家に帰れない人も続出している時期に、会社の屋上で飲み放題・屋台付花火見物が催された。
みんな行きたくても行けない状況。そんななか営業が酔っ払って、
開発現場に「差し入れー」とかいって乱入してきた。
あのときほど、空気が張り詰めて殺意がこめられたことはない。

なので、多分これからもかわらないだろうけど、
営業なんて、「売ってやってる」と思っているかもしれんけど、
技術者から言わせて見れば、「売るものを作れん人間が何抜かす」
となるのである。

最近では、営業は仕事では使えないことが分かってきた
らしいので、顧客は、質問があると、即PLかPMクラス
の技術者と話すらしい。
なんとかエンジニアとかいったなあ。何だったのか不明。

ちなみに、リンク先の、営業がぶち切れで、

だって、技術者は技術こそが本分だろ?
好きなもんつくってスキル積めることこそが
なにより優先すんじゃねえの?
やる気のあるやつならさあ

といっています。これはまず、仕事で好きなプログラミングができると思っている営業の勘違いですね。

だからか、たいていのプログラマは、今仕事で使っている言語以外の好きな勉強や最近の流行の勉強を、少ない休暇の時に勉強をしたりするのです。
そうしないと、1年もしないうちに、余程のスキルがある人でない限り、「使えない人間」になってしまうので。

今私は、好きな勉強ができるので幸せです。